打順の考察
2019/5/20(月)
今日は試合が休みですね。
【打順の考察】
完全に個人的意見ですので、多くの異論があるかと思いますが記載させていただきます。
①中川圭太→.317→.333→.444→.517
②小島脩平→.311→.368→.100→.443
③大城滉二→.305→.374→.318→.449
④吉田正尚→.279→.402→.250→.531
現在のオリックスの主要攻撃陣の成績(2019/5/19現在)です。
打率順に掲載しています。
打率はほぼ似通っているものの、
出塁率、得点圏打率、長打率は、かなり異なった数値となっています。
数値から読み取れるそれぞれ打者の特徴は下記のように解釈できます。
①中川圭太
さらに長打率も高い。
すなわちランナーを返す役割「フィニッシャー」
②小島脩平
打率は高いが得点圏打率が低い
すなわち塁に出る役割「チャンスメイカー」
③大城滉二
チャンスを広げることも、塁に出た打者を返すこともできる
「オールラウンダー」
④吉田正尚
「チャンスメイカー、時々フィニッシャー」
となると現在の打順が意味をなさないのがわかります。
①中川圭太が最近1番打者で起用されています。
しかし1巡目は塁上に誰もいないので「フィニッシャー」の役割を果たせません。
2巡目以降でも、8番9番のバッターが塁にでていないと、
「フィニッシャー」の役割を果たせないのです。
また出塁率が高くないので、そもそも1番バッターには適しません。
すなわち1番 中川圭太の打順は不適当と考えられます。
②小島脩平は、4番吉田正尚もしくは5番ロメロの後を打っています。
その後は、累上に走者が溜まっていることが考えられますので、
勝負強い、得点圏打率の高いバッターが適任です。
しかし小島脩平の得点圏打率はわずか .100
となると小島脩平が、4番吉田正尚の後を打つのも不適当と考えられます。
③大城滉二
大城滉二はチャンスメイクにも、フィニッシャーにも適性があります。
現状の3番でも、あるいは5番、6番でも活きる選手かと思います。
④吉田正尚
打線の肝であります。
ただし今期は打率も、得点圏打率も、少し物足りないところ。
しかし、ここぞの一発があるので
各球団は警戒して敬遠を選ぶことが多いです。
となると、下記のプランが考えられます。
A:大城滉二の役割をチャンスメイカーに重きを置く打順
1番 小島脩平
2番 福田周平
3番 大城滉二
4番 吉田正尚
5番 中川圭太
あるいは
B:大城滉二の役割をフィニッシャーに重きを置く打順
1番 小島脩平
2番 福田周平
3番 吉田正尚
4番 大城滉二
5番 中川圭太
もしくは
C:機動力を使うプラン
1番 小島脩平
2番 佐野皓大
3番 大城滉二
4番 吉田正尚
5番 中川圭太
ちなみに
6番 ロメロ
7番以降 略
という感じです。
現状の数値データを基にした考え方ですので
試合が増えるにつれて、他の選手が活躍してくると
考え方や打順のプランニングも変わってくるかとは思います。
現状の貧打のオリックスが得点を上げるには
いかに効率的に点数をとれるか、ということが大事ですので打順の重要性は大きいと思うのです。
他のチームのように、打順なんてたいして気にせず
どうやってもチャンスを作れるチーム作りができれば、
それに越したことは無いのですが・・・